Archive for April 11th, 2008

Friday, April 11th, 2008

かかしで村おこしをする

かかし作りといっても特別な技術が必要というわけではないようだ。古着でワラと木の棒をくるみ、強く縛り付ければおおむね完成。農家では子供などが作ることも多いようだ。市販のものは風船に目玉が描かれたものなどがほとんどだから、こうした味のあるものはなかなか売っていない。今度、かかし作りに挑戦してみようか。
かかしの中には鳥獣を追い払う効果を高めるために、動いたり、音を出したりするものもあるんだそうだ。そうでなくても頻繁に作り変えてデザインを変更しないと、動物たちはすぐに慣れてしまうらしい。法律やモラルがまったく通用しない相手だから農家の人も苦労する。もちろん、かかしの苦労も絶えないというわけだ。
かかしは独特なフォルムに人気があり、ちょっとしたキャラクターとして扱われることもある。昔話などにも人間のように喋る役で登場する機会が多い。また、日本だけでなく、ハリウッド映画の「バットマン」シリーズに登場したスケアクロウという敵役がいる。スケアクロウというのも、日本語にすればかかしの意味になるのだ。
かかしというのは人の姿を模している。だから地方によっては有名人そっくりなものを作り、それを集めることで観光資源として活用しているところもあるんだそうだ。現在は田んぼに色の違う稲を植えて地上絵を作ったり、自由に立ち入れる田んぼを作ったり、かかしに限らず、農業を利用した観光資源が増えてきたらしい。